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レイトン教授シリーズ支援の第一人者(自称)をやっているインターネットお絵描きマンです。他、性差における格差社会に苦しむ日本の女性達を救う活動に関わっています。メンタリティの向上、癒やしをテーマにした記事も制作します。

レイトン劇場版「永遠の歌姫」がスクリーンに蘇る…!?宿敵デスコールの真の目的と心理を考察

レイトンファンに愛されてやまない劇場版「レイトン教授と永遠の歌姫」ですが、2018年3月現在、ドリパスで上位2位にランクインしています。

https://www.dreampass.jp/m333957

 

このまま順位をキープすることで上映権を獲得し、

およそ7年ぶりにレイトン教授がスクリーンに復活

する権利を得ます。
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レイトン好きな方はこの最後のチャンスをどうぞお見逃しなく。

 

さて、そんな「レイトン教授と永遠の歌姫」ですが、映画界的には酷評を受けています。

個人的にも、どう贔屓目に見ても、

音楽:★★★★★

映像:★★★★★

声優:★★★★☆

ナゾ:★★★★☆

ストーリー:?????

 

って感じです。

理由は、本作のラスボスとして描かれているデスコールの目的が、「いまいちよく伝わってこない」という点にあります。

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「それってどうなの…」と言ってしまってはおしまいなので、レイトンを愛してやまないこの牧が、 テレパシーを最大限に駆使して、デスコールの真の目的を解き明かしてみようと試みることにしました。

 

もちろんここから先はネタバレの宝庫だ!

未プレイ勢は帰ってくれないか!

 

シリーズを通したデスコールの目的

まず大前提として、歌姫でのデスコールの目的は古代文明アンブロシアの蘇り」です。決して、レイトン教授に勝つことだったり、巨額の富を得たりとか、そういったところではないところが、レイトンシリーズの面白いところです。
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魔神の笛ではいまいち、「なんか古代文明を必死になって探しまくってる人」くらいの印象しかないデスコールですが、シリーズを進めていくうちに、3つのレガシー(遺産)を起動させる必要があったことがわかります。

 

歌姫で見つかる古代文明アンブロシア「調和の都市」と、魔神の笛の舞台ミストハレリで見つかる「癒やしの園」、そして奇跡の仮面アクバーダインの無限回廊」 です。

 

 シリーズを最後までプレイすると読めてきますが、デスコールはこれらを自分一人で起動し、誰よりも先にアスラントの秘宝を探し出し、世界崩壊を防ぐことを使命としていたのです。

 

「だったらレイトン先生に斬りかかってないで協力してもらえよ!!」

と思いませんか?私は思いました。
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映画では、「レイトンにナゾを解かれた事による怒り」で、我を忘れたデスコールが暴れ始めるというようにしか見えず、だだっこかよ!!??という感想しか出てきません。

 

挙げ句の果てに自分でマシンをぶち壊して暴走させ、あれだけ素晴らしい体幹を駆使した戦闘シーンを見せておきながら、最後はバランスを崩してマシンから落下するという幕切れです。

お前はホントにいったい何がしたかったんだ?
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これによりデスコールの目的が不明瞭となり、せっかく盛り上がったストーリーが呆気なく感じてしまいます。

しかし思考を止める前にちょっと待って。

レイトンはナゾトキゲームですよ?

この矛盾、私が解き明かしてみせましょう。

 

矛盾点から発想を逆転させる

つまり、発想の逆転です。

落ちるのはおかしい→わざと落ちた。

キレるのはおかしい→落ちる為にわざとキレて見せた。

と考えるべきです。

 

レイトンにナゾを解かれることは「計算通り」であったし、レイトンがナゾバトルロイヤルを勝ち上がって来るであろうことも予測済みだし、レイトンが永遠の命争奪戦に参加する事も予定通りだったんですよ。

 

時系列順に説明します。

まずデスコールは、「ミストハレリにレガシーは存在しない」と、本気で思って撤退しました。

ところがどっこい、レイトンがレガシーを発見したことが、新聞の一面を飾りました。

この時点で、デスコールはレイトンに感服したのです。

そしてこの時から、自分に解けないナゾはレイトンが解くだろうと思っていました。

その行動は、奇跡の仮面と超文明Aの遺産で顕著になってくるのですが、実は永遠の歌姫でも「レイトンを利用してナゾを解こう」と計画していたのですね。

 

つまり、自分がアンブロシアのナゾを解けていないことは、初めから分かっていたのです。

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そこでレイトンをおびき寄せる為に考え出したのが、ナゾトキバトルロイヤルでした。

この永遠の命争奪戦は、一見、「ミリーナの完全な記憶を移植できるよう、全てのナゾを解けるほど賢い者を器に選別する為」に開催されたように見えるのですが、それならば、ゲームを中断してアムリーを拉致したことに矛盾が生じます。

 

アムリーをおびき寄せる為のゲームだったとしても、ウィスラーの回想では様々な女性を拉致監禁して無理矢理記憶の移行を行っていたことが分かります。

つまりアムリーも最初から誘拐していれば済む話です。

 

お分かりでしょうか?

デスコールに足りなかったのは、太陽の歌を読み解く力だけ。

彼は既に、ジェニスにミリーナの記憶が宿っていることを知っていたと考えるべきです。

「ニナも海の歌を歌ってるじゃない?」と思うのですが、完全版ではなかったので、記憶の完全移植を望み、様々な女性を拉致っていたと推測できますね。

 

よくそれで事件にならないなと思うのですが、ジェニスを見てください。普通に生活しています。

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ミリーナの視点で見れば自由にできていて違和感はありませんが、拉致られて記憶移植された事などまったく素知らぬフリです。

つまり、ウィスラー達は、女性の意識がない状態でデトラガンまで拉致して記憶移植を試し、意識のない状態のまま元の場所に戻していることが予測できます。

 

危険の伴う記憶移植を施してエラーが出たからと言って、放置するでしょうか?

科学者ならば、失敗した対象のその後も観察したいんじゃないでしょうか?

そうして観察している内に、ジェニスに不自然な点が見られたから、わざとニナを接触させたのではないでしょうか?

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ジェニスはレイトンの教え子ですが、ミリーナとレイトンに接点はありません。

ジェニス(ミリーナ)がレイトンに助けを求めるかどうかは賭けに近いものがありますが、親友だったジェニスから、稀代のナゾトキ考古学者、レイトン教授の話を聞いていてもおかしくはありません。

そして、ジェニスの目の付くところに、レイトン先生が一面に乗ってる新聞でも置いておけば、嫌でもレイトン先生のことを思い出すのではないでしょうか?

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計算され尽くした罠と更なる矛盾点

こうしてレイトン教授は、まんまとデスコールに呼び出されたのです。

道中爆発に巻き込まれそうになったり、狼に追いかけられたり、塔の上から落とされそうになっていますが、よく思い出してください。

脱落者は全員潜水艦で送り出してからの爆発ですし、狼だって全部コントロール化です。

塔の上から落ちたレイドリーさん達も無事だったじゃないですか。

「来たか、エルシャール」は、

「予定通り辿り着いたか、エルシャール」

という意味だったんですよ。

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そして最後はミリーナを人質に取り、レイトンがそこまで助けにくることですら予想していて、彼はデトラギガントを起動させたのですね。

「私には解けませんでしたよ!」ってわざわざ知らせる為に大声で「なぜだ…なぜ復活しない!」とか言ってるのかと思うと、ちょっとおもしろいです。

 

この、何もかもがデスコールの手のひらの上で踊らされていたのだとしたら、「決してお前は私に勝つことはできない」の言葉にも深みが出てきます。

 

しかしこの物語の主人公はレイトン教授です。デスコールやっつけないとスキッとしないじゃないですか。

そこでやっつけたのかやっつけてないのか、よく分からない曖昧な幕切れが、デトラギガントからの落下という演出になったと考えられます。

 

うーん、ごめん。結局スッキリしていなかった。

 

だってしょうがないじゃないですか!

結局はアンブロシアの復活という目的を果たしたのはデスコールだし、何もかも彼の計算通りだったんですから!

レイトン先生とルーク的には、ミリーナとジェニスを守り通し、改めて彼女達に別れを経験させてあげることができただけでハッピーエンドだよ!!

 

え、まだ矛盾があるって?

そうなんですよー

デトラギガントの上でレイトン先生にナゾを解いてもらうなら、デトラギガントの上に先生を誘導しなければならないはずだったんですけど、「ルーク・トライトン…生意気な坊やだ!!」は、やらなくても良かったよね??? 

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いやいや、落ち着いてくださいよ。

デスコールさんがデトラギガントを操縦している場所から、ルークの正確な位置が把握できたかと思いますか?

つまりルークに向かってドリルが飛んでいったのは、たまたまです。

 

たまたま飛んでいったドリルを、レイトン先生が身を呈してかばっちゃったものですから、さあ大変です。

「ハッハッハッ…くだけちったか」

とか言いながら、内心

「ヤベーよ、ぶっ刺しちゃった」

という焦りでいっぱいですよ。

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ですが我らがレイトン先生が、そんなことで砕け散るような肉体も精神も持っているわけがなかった!

 

見てください、レイトン先生が生きていたことを知った時の、このデスコールの嬉しそうな顔!

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まあ、レイトン先生が、デスコールの予測すらも上回る強靭な肉体と精神を持っていた段階で、デスコールの負けは既に確定していたんですけどね。

 

何故デスコールはここまでレイトンを手のひらの上で操ることができるのか!何故デスコールはここまでレイトンの能力を信じきっているのか!

その結末は、シリーズ最終章「超文明Aの遺産」で明かされますので、未プレイ勢は絶対にプレイしようぜ!!

 

 

そして見えてくる最後の矛盾点

さて、ここまでナゾを解き明かしてきたことで、やっぱりデスコールはレイトン教授と敵対せずに、協力を仰いだ方が手っ取り早いのでは?と思ってしまうのですが、そこは協力をお願いできなかった事情があったと考えるべきです。
 
彼はこの調査が、命の危険すら伴うものだと分かっていました。
住民の協力を仰いで大々的に行うわけにもいかず、ぐずぐずとしているわけにもいかず、法を犯さなければ達成できない目標であると分かっていました。
 
そこにレイトン教授を巻き込みたくなかった為の偽装だったとしたら…
 
そして最終的に追い詰められたデスコールが取った「選択」が、レイトン教授へ「協力を依頼する」ことだったのだとしたら…
 
もう少し見えてくる、矛盾点の解決があるのではないでしょうか。
 

その理由は、シリーズ最終章「超文明Aの遺産」で明かされていますので、未プレイ勢は絶対にプレイしようぜ!!