【レイトン教授】どれからプレイする?【オススメ一覧】
レイトン教授シリーズは全部で6作品出ておりまして、「どれからプレイしたらいいの?」という声もよく耳にします。
まずレイトンシリーズは3作ずつ「第一部」と「第二部」に分かれています。
その他に劇場版が4作目「魔神の笛」と5作目「奇跡の仮面」の間の物語になりまして、メディアミックス作品となっています。
小説版の監修もレベルファイブが担当してまして、独立したオリジナルストーリーでありながら第二部の重要な登場人物デスコールと、レイトン教授が繰り返し相対し、二人の因縁に彩りを添えています。
一作ごとに舞台と敵役が設定されている為、それぞれ単独で楽しめますが、順番にプレイすることでキャラクターの関係性を知ることができるので、より深く物語に入り込めるのではないかなと思います。
ただしレベルファイブ初のパブリッシャー作品となる1作目「不思議な町」は、DS黎明期の作品ということもあり、操作性やナゾ文章に多少の難があります。
これらを改善し、低年齢向けにふりがなもふられた「フレンドリー版」が発売されていますので、購入の際は検討してください。
2017年現在レイトンシリーズの正当な続編「ミステリージャーニー」が発売されたことで需要が上がり、Amazon価格が高騰していますが、100万本飛ばした作品ですので中古品は安く出回っています。
とりあえずプレイしたい
「難解なナゾは困る!サクッとレイトンの世界に触れたい!」という方には、4作目「魔神の笛」をオススメしています。
これは3作目より3年遡るというスターウォーズ形式が採用されており、「ルークとレイトンの出会いの物語」になっています。キャラクター同士の初対面ストーリーはここで楽しめますし、ナゾも解きやすいものになっています。「とりあえず噂のレイトンをやってみたい」という方には気軽に触れる作品じゃないでしょうか。
ストーリーの続きが気になったら、加えて劇場版「永遠の歌姫」も視聴してもらいたいです。ルークとレイトンの初の冒険、そしてデスコールとの因縁の対決が、丁寧な作画と壮大な音楽で楽しめます。
ただしレイトンの真骨頂は3作目「最後の時間旅行」にあります。メインシナリオを書いた日野晃博氏に「予想以上の最高傑作ができた」と言わしめた感動巨編で、これを真に味わうには1作目からまとめてプレイするのが最も楽しめる方法だと思います。
これから楽しむなら最新作
ここに今回から2017年7月に発売された「ミステリージャーニー」をラインナップに加えることができるようになりました。
こちらは主人公がレイトン教授から代替わりしまして、まったくの新規として楽しむことができます。かと思えば旧作のキャラクターや舞台も登場し、旧作ファンには懐かしみを覚える場面も。
レイトン教授の”娘”、カトリーエイルがロンドンの街を所狭しと駆け巡って事件を解決するショートストーリー形式になります。
旧シリーズのような壮大な古代文明や、複雑な人間模様があるわけではなく、ナゾの監修も多湖昭氏から岩波邦明氏へと変わられたためか、旧シリーズファンにとっては物足りない出来になってしまったようです。
とは言っても、こちらもレイトンの雰囲気を味わうのに十二分な作品ですし、メインストーリーの大きなナゾはまだまだ残されているため、「これからレイトンシリーズを楽しんでいきたい」という方にはオススメの作品です。
何より新作ということで「世界ナゾトキ大冒険」のようなイベントが各地で開催されている真っ最中です。これらをリアルタイムで楽しめるということは、とても幸せなことだと、旧作シリーズファンとして強く思うのです、、、
カトリーちゃんと世界中の皆さんと共に解いたナゾトキ大冒険、、、最高の一時でした、、、
ミステリージャーニーは事件性のあるミステリーを採用している作品のためかCERO:Bに指定されていますが、全シリーズを通して最も低年齢向けだと思います。ストーリーも気弱な青年ノア君が、我が道を行くカトリーエイルに想いを寄せる恋愛描写が可愛らしく、相棒となる犬のシャーロのツッコミも軽快です。
ストーリーを進めることで着替えや模様替えを楽しむこともでき、「親が娘に買い与えるのに最適な作品」じゃないかなと踏んでおります…Switchが入手できずに嘆いているお父さんお母さんは、この時期クリスマスプレゼントに考えてみてはいかがでしょうか。
こちらお母さんが「ちょっと暇つぶしに」と楽しむなら、アプリ版が1,900円でエンディングまでプレイすることができます。
レイトンのナゾは発想力を柔軟にするのに一役以上買いますし、何よりナゾトキによって得られる「わかった!」という達成感が日常に色を添えますよ。
真に”オトナ向け”なレイトンは…
さて、逆にレイトンシリーズを通して最も高齢層向けな作品は何かと言いますと、「レイトンブラザーズ・ミステリールーム」です。
こちらはレイトン教授の”息子”が主人公の話となりますが、この息子がまたクセモノで、属性モリモリの魔性の男です。新人警察官ルーシーが惑わされつつもバディを務めていく様子がたいへん魅力的です。
海外カートゥーンアニメや、ちょっとほの暗い物語「SIREN」などが好きな方には馴染める作品ではないかと先日話題に上りました。
ハマる人はとことんハマるのがミステリールームの特徴です。こちらは1・2話無料、App Storeにてコンプリートパックが600円、Google Play Storeにて全話500円でプレイできます。
あわせて薦めたい番外編!
さて、ここまでレイトン全シリーズを案内してきましたが、番外編として逆転裁判コラボの「レイトン教授vs逆転裁判」もご紹介します。
コラボ作品ということで、ナゾも裁判も簡単に楽しめる作りになっていますし、何よりアニメーション会社ボンズの描く、戦う37歳レイトン教授がめちゃくちゃかっこいいのでオススメしたいです。
なめらかなアクションを見せる37歳考古学者教授(独身)
また、成歩堂龍一と綾里真宵のコンビということで、逆転裁判をプレイしたことがある方には、馴染み深いものになっているのではないでしょうか。2人の掛け合いもさることながら、オリジナルキャラクターであるジーケンやジョドーラなども大変魅力的ですので、プレイしたことがない方には絶対にプレイしてほしい作品の一つです。
こちらコラボ作品という特性上、Amazon価格が低落しています。更にストーリー後半に致命的なネタバレバグがあるのですが、修正パッチが出ていないことも要因の一つかもしれないです。このバグは再現性が低いので、通常は何事もなくプレイすることができます。
ただし私は初見でバグりました。
そんなこと関係ないくらいレイトン先生が最高にかっこよかった。
ここまで駆け足で説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。これを見て少しでもレイトンシリーズに興味を持っていただければ幸いです。
最後に「レイトンプレイ順・オススメチャート」を貼ってお別れしましょう。
最近よく「レイトン教授をプレイしたいけど、何から始めたら良いのか」と聞かれるようになったので、おすすめプレイ順チャートの改訂版を本気出して作りました。レイトン入門の一助になれば幸いです。 pic.twitter.com/lGRnJ1vdlZ
— 牧 (@maki56565) 2015年11月28日
ただし、どれからプレイしても必ず全てプレイしてください。
全作語り合える方が一人でも増えますことを、心よりお待ち申し上げます。