【Layton World】世界ナゾトキ大冒険~最終問題ナゾXの解法~
レイトンミステリージャーニー「世界ナゾトキ大冒険」の最終問題Xにて、解くのに苦しんでる方がかなり見受けられたので解法を説明しておきます。
改行多めにしておきますので、ゆっくりスクロールしながらどうぞ。
※この問題は、全てのナゾを解いた瞬間に出現します。
※どうしても解らない方のみご覧ください。
Question oの裏を調べろ
Question oとは、ナゾo「ネジと金具のナゾ」を指しています。
ちなみに他のナゾは、全てネット上か駅前、観光地に出題されることが多かったのですが、なぜかナゾoだけは山奥のとても辺鄙な場所に出題されたため、人々の頭を捻らせていたナゾでした。
oの裏とは?
通常、問題が出題された後は、出題場所の画像は削除されているのですが、oだけは「43.53669, -7.37638」の座標が残されていました。
このことから、座標を使うナゾであることがわかります。
つまり、裏とは「地球の裏側」を意味します。
地球の裏側の座標を求めるには、緯度はそのままマイナスに、経度は180から引けばOKです。
43.53669, -7.37638→-43.53669 172.62362
(現地に行く必要はない)というかっこ書きの通り、この座標をGoogleストリートビューで見ることで、次のステップへ進めます。
(出題場所の特定をしてきた人々にとってはお馴染みの作業となります)
Googleストリートビューで出てきたハグレイ大学のこの看板に書かれている文字と
この画像を重ね合わせ、1~7の文字を拾うと、「CONTACT」という単語になります。
ロンドンを中心にしてCONTACTを繋げろ。
「繋げろ」という単語から、C→O→N→T→A→C→Tに線を引けば、「クリックできるような形」が出現するということが推測できます。
ロンドンとは?
このサイトでC,O,N,T,A,C,Tと「ロンドン」を一同に視認することができるのが、MAPです。
ずっと場所の特定作業をしてきた人ならすぐにピンとくるのですが、ナゾ「C」と「T」だけが、SCRAPアジトもない、建築物もまばらなとても特殊な場所にあることに気付きます。
このことから、ナゾC~Tの場所を繋いで、「形」を作るのだとすぐに閃くことができます。
このMAPはシームレスになっているのですが、地図の中心をロンドンにして、C→O→N→T→A→C→T(大文字)の順に一筆書きで線を繋ぎます。
出てきた形を30回タップ
「パソコンでクリックできない」など、環境による不具合がいくつか報告されています。ブラウザはGoogle Chromeを推奨します。また、パソコン・スマホのどちらからでもタップ(クリック)することが可能です。
出てきたこの形、どこで見たのか思い出せるでしょうか。
ナゾwに「逆さ手紙のナゾ」というナゾがありました。
ナゾ一覧に並んでいるこのアイコン…手紙にしてはちょっと歪んでいませんか?
ナゾw「逆さ手紙のナゾ」タイトルの上にある手紙アイコンをタップ(クリック)すると、アイコンが反応します。
これを30回行うと、自動的にエンディングへ移行します。
実はナゾwが出題される前、問題を推察している段階から、TransLayton上で「アイコンがちょっとおかしいね」という話題になっていました。
各語でのタイトルやアイコン、背景画像などから、出題されるナゾを推察することは、ナゾを待ち侘びる面々にとって、当たり前のことになっていたのです。
こうして、リアルタイムでTransLaytonに参加していたメンバーにとってはとても解きやすい、しかしひたすらナゾだけを解いてきた参加者には解きにくい問題が完成されました。
エンディングは、TransLaytonでナゾを共有し続けてきた人々にとって、とても感動的な、そして胸をしめつけられる内容となっていました。
なかなか共有されないナゾに、現地民に暴言を吐く人もいました。
国籍によって諍いが起きたこともありました。
それでも多くの人はそれを諫め、
「まあ、笑ってピザでも食べようよ。英国紳士としてはね」
と言うのです。
ナゾを待っている間にピザが必要という文化も、ナゾn「ピッツァのナゾ」が中々共有されなかった時に巻き起こったムーブメントでした。
神隠しの箱を残したアルトゥール・シュミット氏の望み通り、たくさんの人が、どうしたら笑顔でナゾトキを楽しめるかということに注力した、素晴らしい時間を共有することができたのです。
ナゾSの時にも言いましたが、レイトンシリーズのナゾを監修し続けた多湖輝氏は、世界大戦において、国家規模のマインドコントロールが起こってしまう事象を嘆き、心理学を専攻されました。
そうした彼が生涯を通して訴え続けたことの一つに、「思考し続けること」がありました。
思考を柔軟にし、与えられた「答え」の、さらにその先の「真実」を考え続ける力を身に付けることこそが、誰の意志にも左右されず、国家間の諍いをなくす方法だとのお考えであったようです。
アルトゥール・シュミット氏のモデルは、第二次世界大戦中のドイツ軍が使用していた暗号「エニグマ」を発明した、アルトゥール・シェルビウス氏だと考えられますが、
「ナゾで笑顔を取り戻したい」
この想いは、亡き多湖氏の遺志を継いだものではなかったでしょうか。
この素晴らしい想いと、壮大で、物悲しいストーリーを紡いできたレイトンシリーズを、私はこれからもずっと愛し続けるのだと感じずにはいられない、世界ナゾトキ大冒険でした。